エヴァンゲリオンの年齢制限!中学生?14歳?

エヴァンゲリオンにはシンジたちのような中学生の年齢でないと乗れない設定がつけられています。


出典「http://ibold.site/rebuild-film-evangelion-3-0-1-0-nouvelle-bande-annonce/

その理由はアニメ本編の物語が進むにつれて、少しずつ明らかになっていきますが、今回はその理由や新劇場版になってからの変更点、さらに新たなパイロットの可能性について書いていきたいと思います。

エヴァンゲリオンとは母親の魂が宿る人造人間だった!


出典「https://matome.naver.jp/odai/2138319330838543801

第三新東京市に襲来してくる使徒と呼ばれる敵を迎撃するため、碇シンジや綾波レイたちは「凡用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン」に搭乗します。
このエヴァシリーズもまたATフィールドを持ち、使徒に対抗できる唯一の兵器です。

しかし、パイロットたちを見て気づく点としてパイロット全員が中学生であるということです。
アニメ本編の中でも語られていますが、使徒と唯一マトモに戦えるエヴァに乗れるのは「母親のいない14才の少年少女のみ」とされています。

その理由も物語の進行と共に少しずつ明かされていくのですが、エヴァはガンダムシリーズのモビルスーツやマクロスシリーズのバルキリーのような完全な機械ロボットではなく、第1使徒アダム又は第2使徒リリスからコピーされて作られた“人造人間”なのです。
そして使徒と同じようにエヴァシリーズ各機にもコアが存在しており(エヴァの場合は普段は拘束具を装着して隠されてはいますが)、そのコアにはパイロットたちの母親の魂や精神が宿っています。



エヴァンゲリオンの運命に仕組まれたパイロット達


出典「https://www.hmv.co.jp/artist_Accessories_000000000066788/item_エヴァンゲリオン-ジグソーパズル(パイロットたち)_5246687」

パイロットとエヴァそれぞれに宿る魂を総おさらい!

まずは旧作のみに絞って、それぞれのパイロットたちが搭乗するエヴァと、それぞれのコアに宿っている魂や精神をおさらいしていきたいと思います。

①綾波レイ
ファーストチルドレン
(新劇場版では「第1の少女」)
エヴァ零号機→エヴァ零号機(改)


出典「https://middle-edge.jp/articles/I0002991?page=2

綾波レイが搭乗したのは最初のエヴァシリーズであるエヴァ零号機でしたが、まずはエヴァ誕生の時期から話した方が良いかもしれませんね。
2000年に南極で勃発したセカンドインパクトによって失われたアダムをヒトの手で造り上げようとします。
これをアダム再生計画(通称:E計画)と呼ばれますが、大学教授を辞めてモグリの医師として活動していた冬月がゲンドウによってネルフ本部(この時の組織名はまだ「ゲヒルン」でした)に連れられた時点では既にE計画が始まっていました。
途中まで造られたエヴァ零号機を見た冬月は驚きますが、ゲンドウと共に計画を進めている赤木ナオコ博士からこれはオリジナルのものではなかったのです。

(第21話「ネルフ誕生」より)

赤木ナオコ
「アダムより人の造りしもの、エヴァです」

碇ゲンドウ
「我々のアダム再生計画、通称E計画。そのひな型たるエヴァ零号機だよ」

ここまでの時点で、エヴァ零号機が造られた過程が判明したわけですが、全身が完成しても搭乗するパイロットがいなければ意味がありません。
そんな中、ゲンドウが幼少期のレイを連れてゲヒルンの中を案内して回りますが、シンジたちとは違ってレイはあくまでも碇ユイのクローンとして造られた存在であり、実体としての母親がいません。

さらにエヴァ零号機のコアには誰の魂が宿されたのか、実はアニメ本編の中でも明確には語られずに終わりましたが、ファンの間ではE計画の功労者である赤木ナオコが多く唱えられております。
私も同じ考えでありますが、エヴァ零号機が完成すれば、ゲンドウにとってナオコ博士は不要な存在でしかありません。
そのために碇ユイのクローンであるレイを使って自殺に追い込み、死亡後にナオコ博士の魂を取り込まれたと考察されています。

(第1話および「エヴァ序」より)
葛城ミサト
「レイでさえ零号機とシンクロするのに7ヶ月もかかったんでしょ!?今きたばかりの彼(シンジ)にはまだ無理よ!」

零号機のコアに宿された赤木ナオコ博士は生きていた頃からゲンドウに惹かれ、妻であるユイを嫌っており邪魔な存在として見ていました。
そんな憎んでいるユイのクローンであるレイが乗っていては上手くシンクロできるはずもなく、半年近くもの期間がかかってしまったのは当然の結果と言えるでしょう。

②惣流(式波)・アスカ・ラングレー
セカンドチルドレン
(新劇場版では「第2の少女」)
エヴァ弍号機(新劇場版では2号機)


出典「https://middle-edge.jp/articles/I0002991?page=3

ドイツから来日してきたアスカが搭乗するエヴァ弍号機には、彼女の母親である惣流・キョウコ・ツェッペリンの精神が宿されています。
零号機や初号機と決定的に違う点として、弍号機に宿っているのは魂ではなく、あくまでも精神のみです。
実験に臨んだキョウコは完全に取り込まれたわけでなく、身体は無事に帰還したものの精神を持っていかれてしまったために精神崩壊を患ってしまいます。

精神病院で入院するものの、治療の甲斐なく実の娘であるアスカの前で首吊り自殺してしまうことで他界しました。
そしてキョウコの精神が宿されていることがアニメ本編の描写として最も分かりやすかったのは旧劇場版(Air)で覚醒した場面でしょう。

③碇シンジ
サードチルドレン
(新劇場版では「第3の少年」)
エヴァ初号機


出典「https://middle-edge.jp/articles/I0002991?page=3

いわずとした主人公のシンジは意外にも(?)3人目に選ばれたパイロットとして登場しました。
シンジが搭乗する初号機には母親である碇ユイの魂が宿されております。
エヴァ弍号機のキョウコの場合は精神のみだったことに対して、ユイの場合は身体ごと初号機のコアに取り込まれてしまったことでしょう。

(第19話「男の戦い」より)
赤木リツコ「やはり目覚めたのね、彼女(碇ユイ)が・・・」

再びエヴァに乗る決意を固めて最強の使徒ゼルエルの迎撃に入って殲滅まであと一歩のところで時間切れの活動限界によって停止してしまった初号機のエントリープラグの中で叫び続けます。

シンジ「動け動け動け動け・・・動いてよー!!」

そんな息子の叫びにコア(碇ユイ)が反応して、シンクロ率400%越えによる覚醒を引き起こします!
そしてシンジの方もまた、それによって取り込まれてしまっている最中に自分が幼少期の頃にエヴァを見ており、母親が実験に臨んで取り込まれてしまった瞬間を自らの肉眼で確認していたことを思い出します。

旧劇場版(Air)でエヴァ量産機たちによってアスカの弍号機が殲滅されてしまっても乗ろうとしないシンジに対して、初号機(ユイ)が腕を伸ばしてきます。
シンジの方もまた、そんな初号機に「母さん」と呟いておりました。

④鈴原トウジ
フォースチルドレン
(新劇場版ではエヴァに搭乗していない)
エヴァ参号機


出典「https://middle-edge.jp/articles/I0002991?page=3

シンジの友人であるトウジが起動実験として搭乗した参号機もまた、零号機と同じく誰の魂が宿っているのか明確には明かされておりません。
そうした中で最も有力に挙げられていたのが彼の妹でした。
(新劇場版では鈴原サクラとして、シンジの担当医管として登場しましたが、旧作の方ではその存在が少し語られただけで姿すら登場しませんでした)

シンジが搭乗したエヴァ初号機が第三使徒サキエルを迎撃した時の戦闘に巻き込まれたために大怪我して入院している設定ですが、病院の職員たちは妹の症状はかなり重く「回復は難しい」とさえ言われておりました。
そんな中で「妹を今よりも高度な治療を行えるネルフ医療施設に転院させる」条件によってトウジは起動実験に臨みます。
ここで気になる点として、シンジの初号機やアスカの弍号機のように母親でなく、「なぜ妹なのか!?」ということです。

トウジの場合、家族構成そのものがあまり詳しく語られてませんが、父親はネルフの研究員として勤務しており、仕事の忙しさによって自宅にはあまり帰れていないとトウジから話されています。
貞本氏によるコミック版では、お爺さんがおり少しだけ登場しましたが、男性ではエヴァシリーズのコアにはなれませんからね・・・。

母親の存在は明かされてませんが、一説で少し聞いたことある話では、母親もまたネルフ職員であるものの、トウジを参号機パイロットにさせるために表向きからは分からないような形で殺害されたとも言われています。
しかしトウジの場合はそうした未知な母親よりも「妹の魂が宿っている」とした方がシックリ来るんですよね。

テレビシリーズ初期では転入してきたシンジを殴ったことで妹から叱られたことがケンスケから明かされてますが、参号機の起動実験を行う前あたりから回復が難しいと言われていた、あの時点では意識も失ない、生きてはいても寝たきりの植物人間のような状態になっていたのではないでしょうか?
そうなると、トウジが妹のためにエヴァに乗るはずが、実は「妹の魂がトウジをエヴァ参号機へと導いた」という形になりますよね。

しかし、それによって搭乗した参号機が起動実験の始まり早々から第13使徒バルディエルに侵食された挙句、初号機に搭載されていたダミーシステムによってアッサリ殲滅されてしまったのだから、本当にやるせない話ですね・・・。

⑤渚カヲル
フィフスチルドレン(最後の使徒)
エヴァ弍号機


出典「https://middle-edge.jp/articles/I0002991?page=2

綾波レイに負けないほどに複雑な設定をつけられた渚カヲルはセカンドインパクト中、南極に出たアダムがアンチATフィールドを展開しながら最後の子を産んで自らの魂がを宿しました。
その最後の子として生まれてきたのが渚カヲルであり、それ故に生年月日がセカンドインパクトと同じ9月13日とされているのです!

そうして誕生したカヲルはゼーレに身柄を引き取られてキール議長たちの目的を遂行するための「鍵の一つ」として育てられます。
そして15年後、第15使徒アラエルによって精神汚染を受けたことで入院中のアスカに代わる弍号機パイロットとしてシンジの前に現れますが、彼は最後の使徒としてゼーレから送られてきた存在です。
さっそくシンジやレイと共にシンクロテストを受けますが、初めてエヴァに搭乗したとは思えぬ驚愕な数値を打ち出します。
ミサトが日向にお願いして調査してもらい、分かったことが「シンクロ率をコントロールできる」ということでした!

テレビ版では弍号機に直接入って乗っていたのは、このシンクロテストの場面のみでしたが、コミック版では登場時期が少し早められて、アスカが精神崩壊を起こす前のタイミングでネルフへと送られます。
そしてアラエルの後に襲来してきた第16使徒アルミサエル戦ではレイの零号機(改)と共に弍号機に搭乗して出撃します。

コミック版がまだ少年エースの方で連載中で本誌がこの時期に掲載された頃、「シンクロ率を自在にコントロールできるカヲルだから、レイが自爆してしまう前にカッコ良く殲滅してしまうのでは?」と期待したファンも多かったと思いますが、それはゼーレのシナリオに反する行為であるため、あくまでもネルフ職員たちには諭されない程度に互角な戦いをして弍号機の片足を持参していたデュアルソーで切断して動けなくなったように演じて終わりました・・・。

エヴァのパイロットには新劇場版から新キャラとして登場したマリもいますが、彼女のことに関してはまた後ほど書きたいと思います。



エヴァンゲリオンのパイロットはなぜ中学生なのか!?


出典「https://matome.naver.jp/odai/2135567726099384201/2135567953499477903

シンクロ率とはパイロットと母親たちとの同期!

先の項目までにかけて、パイロットたちの紹介と同時に各自が搭乗するエヴァのコアに宿っている人物たちも挙げていきましたが、ここまでしてきたことによって、やっと核心に入れるかと思います。

それぞれのエヴァには碇ユイのや惣流キョウコの精神がコアに宿されているため、パイロットと母親の精神が同期同調しないと操縦どころか起動することさえ出来ません。
劇中では「シンクロ率」と呼ばれておりましたが、その「シンクロ」という言葉が同期・同調・同時という意味をもっているのです。

思春期に訪れるアイデンティティの要素も!

ここでは少しアニメ本編から離れて、思春期に訪れる心や人生の転機について少し書きたいと思います。
先の項目までに「エヴァに乗れるのは母親のいない14才の少年少女のみ」とされていることを知った方々の中には「そこまで細かくしないで中学生と括ってしまっても良いのでは?」や「母親いない条件なら小学生含めた子供全体が乗れる設定の方が戦力の幅が広がるのでは?」と思う人もいるかもしれません。

しかしエヴァにおいては、この「14才」という部分が肝なのです!
まず、多くの人間が初めて自分で決める人生の転機が高校受験になります。
学校内ではそれを「進路」と呼び、生徒たちは小学生時代とは異なって自分の進学する高校を自分の学力や成績、そして「自分は将来どんな職業に就きたくて、どんな大人になりたいのか」を初めて深く考えさせられる時期でもあるのです。

一言で言ってしまえば、

「自分はどうしたいのか!?」

と言うことであり、そうした要素はエヴァのアニメ本編でも多く扱われています。

テレビ版の前半では第1話でネルフ本部を訪れた途端、初めて見た(この時はシンジ自身がそう思っていました)エヴァ初号機に搭乗して、見たこともない使徒と戦うように強制されます。
初めは頑なに拒否するシンジでしたが、大怪我にゆり身体に眼帯や包帯を巻いている姿で登場した綾波レイを見せられたことで乗る決意をします。
この第1話だけを何度か視聴すると分かると思いますが、一見は強制されているように見えたもののシンジは負傷しているレイに任せて逃げてしまうこともできていたのです。

そう考えると完全な強制でなく、見えにくい形であったものの乗るか乗らないかの選択権を与えられていたことになりますよね。

第4話では前話のシャムシエル戦の中でエヴァに乗って戦うことの辛さに耐えられなくなったシンジが書き置きだけ残して、ミサトのマンションから家出する形で逃亡してしまいます。
あらゆる場所をウロウロして回ったものの、結局はネルフ諜報員たちに連行する形で連れ戻されますが、その後に訪れてきたミサトから叱咤される形で選択権を与えられます。

(第4話「雨、逃げ出した後」および「エヴァ序」より)

葛城ミサト
「人のことなんて、どうだっていいでしょ!アンタはどうしたいの!?」

そして最後に・・・

「エヴァに乗るか、ここ(ネルフ)から去るのか・・・あなた自身で決めなさい」

ここでミサトから与えられた選択権とは・・・

①「エヴァに乗って戦い続けること」
②「本当にネルフから去り、今後は一切エヴァに関わらない人生を送る」

この二つは完全に両極端な選択肢になるわけですが、現実社会の中学生に迫られる選択肢に置き換えて考えてみると、こうなります。

①「自分の学力や成績では合格が難しい志望校であるA校を受験するのか?」
②「志望校ではないけど、今の自分の学力や成績なら大して努力や勉強しなくても充分に合格可能なB校を受験するのか?」

これはあくまでも一例ですが、現実社会の人生とは本当に選択の繰り返しです。
そして不況や混沌が続く現代では、どちらも希望しない理不尽すぎる選択を迫られてしまうことも決して珍しくはありません。

エヴァ全編において

「自分はどうしたいのか?」

という選択肢は多く出されてきますが、先に挙げた2点はまだまだ序ノ口です。

第19話の覚醒によって完全にエヴァ体内に取り込まれてしまったシンジですが、続く第20話ではその中で現実に戻るか否か究極の選択を迫られてしまいます。
そして旧劇場版(まごころを君に)ではゼーレによるサードインパクト発動した中で一度は他の人類たちと同様に補完されたかのように見えますが、レイやカヲルの前で「傷つきながらも人として生きていく道」を選んで戻っていきました。

こうした度重なる選択を迫られるエヴァの物語に対して制作側が「シンジたち14才の中学生をエヴァのパイロットに」と設定したことと思春期によるアイデンティティ確立の要素が良い具合にシンクロしたことも、また必然であったと言えるでしょう。

新劇場版ではエヴァの呪縛によりパイロットへの規制も変化!


出典「https://moon.ap.teacup.com/qwertyuiop/1337.html

新劇場版ではエヴァに乗れるパイロット設定も緩く変更された!?

ここからは新劇場版によって変更されたパイロット規制の変更点に触れていきたいと思います。
新劇場版でもパイロットの規制は基本的には旧作と変わらないものの、旧作の頃と少し異なる点としてファンから言われているのが、

「新劇場版ではエヴァシリーズのコアを容易にコピー培養できるようになったのでは!?」

と口論されている点です。

まずは初号機に乗ることを強く拒否したシンジの前でリツコが指示を出した時に発した台詞をテレビ版の第1話と「エヴァ序」で比較してみましょう。

第1話
「初号機のシステムをレイに書き直して!」

エヴァ序
「初号機のコアユニットをL-00(レイ用)に切り替えて!」

鋭いファンであれば、この「コアユニット」という用語に強く反応すると思われます。
旧作ではエヴァ各機につけられた「コア」は一度つけるとシステムを書き換えるだけでも大変で時間もかかる大掛かりな作業だったことに対し、新劇場版では「コアユニット」と呼ばれるものに変更され、ユニットとして取り外しや交換が簡単になったということです!

ちなみにシンジ専用のコアユニットには「L01型相互交換式コアユニット」と名付けられており、「エヴァ序」宣伝ポスター右側にも、その用語が記載されています。
そしてコアユニットに変更された特徴を強く表現しているのが、新キャラとして「エヴァ破」から登場した真希波・マリ・イラストリアスでしょう。


出典「https://matome.naver.jp/odai/2140930987587045601/2140931364889630403

冒頭では北極のベタニアベースで仮説伍号機に搭乗して第3の使徒と激闘の末、自爆することによって殲滅します。
それからしばらくは出番なかったものの、バチカン条約によってアスカの2号機が凍結されます。

アスカ「私しか乗れないのに!」

赤木リツコ
「バックアップは取ってあるわ」

ここでリツコが発した「バックアップ」の用語も重要になってきます。
現実世界でもスマホやパソコンのデータ管理としてよく使用されている言葉ですが、ここで考えてみてほしいことを一例に挙げてみます。

エヴァのコアユニット
データ化された母親の魂(バックアップ可能)が入ったクラウドや別売されているハードディスク

エヴァ本体
スマホやパソコン本体

さらに簡単に例えてしまうとプレステ4やスイッチ専用ゲームソフト(コアユニット)とエヴァ本体(ゲーム機)というような形で分けてみれば、理解しやすいかもしれませんね。

3号機の起動実験の悲劇により隔離されたため、一時的に戦線離脱したアスカですが、その間にも最強の拒絶タイプである第10の使徒が襲来してきます。
そんな状況の中、ミサトたちにも知らされないまま2号機が凍結解除されたと同時に、来日していたマリがアスカに代わって搭乗して迎撃に入ります!

旧作世代のファンにとっては、ここでまた一つ新たな疑問にぶつかるわけですが、新劇場版でも2号機のコアにはアスカの母親の魂が宿っている設定とされています(旧作の頃と違い、キョウコの名前は全く出されていませんが・・・)

それでは何故マリがアッサリと乗れてしまったのでしょうか!?

その答えは次の「エヴァQ」に持ち越された形で明かされますが、冬月が自分の娯楽(将棋)に付き合ってくれているシンジに対して、母親であるユイの写真を見せてきます。
しかし、この写真に映っている人物の中でファンや視聴者を注目させたのはユイでも赤ん坊のシンジでもなく、ユイやシンジの方を見て優しく微笑んでいる赤いメガネをかけた女性です。

この赤いメガネの女性は見た目だけではユイと同じ位の年齢ですが、この女性が実はマリであると同時に「マリがアスカの母親」という説が一気に流れ始めます。
この説に対して公式からは何も公表されてはおりませんが、この説が本当であれば「エヴァ破」の時にリツコが言っていた「バックアップ」という言葉もシックリ来るのです!

つまり、アスカの2号機にはマリの魂データが入っており、アスカでなくても母親であるマリなら娘と同じように起動させて乗りこなしてしまうことも可能と考えられるわけです。
さらにコア内の魂データを容易く複製や交換できるのであれば、バックアップしておいたデータに入れ換えて、すぐにマリ専用の2号機に変えてしまうことも可能なのでしょう。

ちなみに旧作の頃でも初号機のデータをシンジからレイのものに書き換えることがあり、第19話で一時的にネルフを去ったシンジの代わりにレイが搭乗して起動させますが、この時はコアに宿されているユイの魂から拒絶されてしまい、起動すら出来ずに終わっています。
こうして比べてみると新劇場版では旧作の頃よりもエヴァのデータ変換が大幅にやり易くなった形に変更されたのでしょう。

新劇場版でかけられたエヴァの呪縛とは!?

新劇場版のパイロット設定を語る上で、もう一つ外してはならないことが「エヴァQ」で14年ぶりに目覚めたシンジに対してアスカが語った「エヴァの呪縛」です。
初めて聞かされた時点ではシンジだけでなく、映画を観にきた来場者たちをもポカーンとさせてしまったわけですが、前作までから14年もの年月額経過したところから始まる「エヴァQ」ではシンジやアスカたちの容姿が14才だった頃と変わっていないのです。

これこそが呪縛と呼べる由縁ですが、その呪縛には14年前の時点で既にかかってしまっていたのです!
これにはまたしても、リツコの台詞がキーワードとなるわけですが・・・

(エヴァ破より)
アスカが3号機の起動実験により搭乗した途端に第9の使徒に侵食され始めた時

オペレーターたち「プラグ深度100をオーバー!精神汚染濃度も危険域に突入!!」
リツコ「引き止めて!このままでは搭乗員がヒトでなくなってしまう!!

マリが2号機の中で裏コード「THE BEAST」を発動させた時

マリ「見せてもらうわ、ヒトを捨てたエヴァの力を!」
マヤ「プラグ内、モニター不能!」
リツコ「おそらくプラグ深度はマイナス値。汚染域突入も厭わないとはね」
マリ「身を捨ててこそ・・・浮かぶ瀬もあれ!!」
(この時のマリの「身を捨てて・・・」とは死を覚悟したものではなく、ヒトであることを捨てる意思の言葉と思われます)

シンジ覚醒により、エヴァ初号機が擬似進化第一形態に変化した時

マヤ「プラグ深度180をオーバー!もう危険です!!」
リツコ「やめなさい、シンジ君!ヒトに戻れなくなる!!
シンジ「僕はどうなってもいい、世界がどうなったっていい!でも綾波だけは・・・絶対助ける!!」

この三人の侵食や覚醒の中で共通しているのは「プラグ深度オーバー」となります。
もちろん、パイロット達のシンクロ率が一桁切るほどに低すぎては起動すら出来ず、戦闘にすらなりませんが、逆に高すぎてもダメであり、100を越えると危険域となってしまいます。

レイとカヲルは元より、アスカ・マリ・シンジの三人もまた侵食や覚醒によって「ヒトではない存在」に変わってしまい、これこそがエヴァの呪縛と呼ばれているのです!

「エヴァQ」でこうなってしまってはアニメ本編では、もう叶わない微かな夢ですが・・・私としてはシンエヴァ上映後でも構わないので、スピンオフ漫画や短編アニメなどの形でエヴァの呪縛にかからず、普通の人間として28歳に成長したシンジやアスカの姿も、いつかは見てみたいものですね。



新作ゲームアプリで新たなパイロット登場の予感も!?


出典「https://mantan-web.jp/article/20190912dog00m200011000c.html

エヴァならではの革新的かつ遊び心満載なバトルアクション!

シンエヴァンゲリオンの公開日が近づき、ファンの期待度も高まっている中、エヴァを題材とした新作ゲームアプリとなる「バトルフィールズ」の配信日も目前に近づいてまいりました!(2020年3月26日から配信開始予定です)

本作はプレイヤーがエヴァを操縦して使徒や他のエヴァシリーズと戦闘できる作品ですが、エヴァとしては90年代末に発売されたニンテンドー64版や「エヴァ序」公開時期に発売された「バトルオーケストラ」(PS2版とPSP版)以来となる、本格的なバトルアクションゲームであります!
ここ数ヶ月で配信された人気ロボットアニメのゲームアプリと言えば「ガンダムブレイカーモバイル」が記憶に新しいのですが、このバトルフィールズにはこれまでになかった斬新な遊び方が取り入れられている点にも大きな注目が集まっているのです!


出典「https://www.evastore.jp/products/detail/13455

それはスマホやアプリとは別販売となる、初号機や零号機(改)の形に造られた専用コントローラーをBluetoothで繋げてプレイヤーのエヴァを動かして戦います。
さらに、それ以上の斬新さとしてパイロットやキャラクターの専用フィギュアまで発売され、これらを専用コントローラーに配置して遊べることも発表されております。


出典「https://www.evastore.jp/products/detail/13457

この専用フィギュアの中には特殊なICチップが組み込まれているため、ただ単に好きなパイロットのフィギュアを配置して戦うだけでなく、このフィギュア自身もまた物語の進行やプレイヤーの戦い方によって成長の仕方も変わってきます。
つまり、プレイヤー自身の好きなパイロット達を自分好みの能力やステータスを持った自分だけのフィギュアに育てられるということになるのです!

バトルフィールズのおかげでケンスケも見事に戦場デビュー!

専用コントローラーと一緒に発表された専用フィギュアは全12種類で展開されます。
中学生でも14才でもないミサトや冬月さんもあることに少し違和感を抱いたものの、個人的に大きく衝撃を受けたのは、シンジやアスカと同じ14才でありながらも、アニメ本編では一度もエヴァに搭乗せずに終わったケンスケ委員長(洞木ヒカリ)もラインナップに入れられている点です!

特にケンスケの場合、旧作の頃では自分もエヴァに乗りたい希望を強く抱いて、ミサトに対して頭を下げてまでお願いしたものの、結局は全く乗れずに終わってしまった可哀想なキャラでもありましたからね・・・。
シンジたちと違ってケンスケたちはプラグスーツではなく制服姿で作られているためにパイロットとしてでなく、オペレーターや指揮官という立ち位置になる可能性もあり得ますが、それでもケンスケにとっては20年以上もの年月を経て、やっと自分の夢が叶う時が来たと言えるでしょう。

民間人として幕を閉じたキャラクターたちも参戦することによって、アニメ本編とはまた異なる形で新たに展開されるエヴァバトルにも期待したいものです。
しかし、この12種類はあくまでも第1弾とされているため、配信後の人気度やユーザー数の増加率によって今後も第2弾や第3弾と続いていくと思われます。

そう考えると今後はカヲルだけでなく、過去のゲーム作品にオリジナルキャラクターとして登場した同じ14才である霧島マナや山岸マユミのフィギュアも作られて参戦させられるかもしれませんよね!
さらにシンエヴァ上映に伴って、公開記念フィギュアや劇場限定フィギュアなども作られて発売されるかもしれませんね。



まとめ

今回はエヴァパイロット達と搭乗したエヴァシリーズを振り返りながらも、なぜ中学生かつ14才でないと乗れないかについてまとめてみましたが、如何でしたか?

アニメ本編ではもちろんのこと、年齢制限においても現実社会の情景と強くシンクロしていることを少しでも実感いただけたのであれば、この上ない幸であります。



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