ゼーレがエヴァンゲリオン利用して人類補完計画を進める目的とは!?

エヴァのアニメ本編を観ている中で登場する「ゼーレ」という組織が進めている「人類補完計画」はキャラクターや使徒と同じく外せない重要な要素となっており、物語の要とも言えます!

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そこで今回は旧作を中心にゼーレ人類補完計画の概要を振り返っていきましょう!

ネルフと同じくエヴァンゲリオンに強く関与する組織ゼーレとは?


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事件の発端はゼーレから!?

まずは「ゼーレとは、どんな組織なのか?」という点からおさらいしていきましょう。
ゼーレはゲヒルン(後のネルフ)よりも遥か前に存在しており、裏から世界を操っている秘密結社であり、国連とも繋がっています。

太古に発見したとされている「裏死海文書」と呼ばれている謎の書物を発見し、この中の内容に使徒の襲来などを予言した文章が書かれており、これが発端となり全てが始まります!
西暦2000年に実行した南極での調査中に第一使徒アダムを発見します。
この調査には少女期のミサトと父親も参加しておりましたが、この時に世界全体を巻きこんだ大災害「セカンドインパクト」を勃発させてしまうのです!

その後にゲヒルンと同じく、国連の中にも人類補完委員会も設立していますが、これらも全ていつか(本編では15ぶりの2015年でした)襲来してくるとされている使徒への迎撃に備えてのものでした。
ちなみにゼーレの人物たちはキール議長を始めとして、テレビ第弍話で早くも登場していると同時に、シンジの父ゲンドウと共に人類補完計画のことについても論議しております。
初登場時や物語の前半ではヒトの姿ですが、後半に入ると、全員がモノリス(黒い長方形の物体)姿に変わっておりました。



ゼーレはエヴァンゲリオンを使用して人類補完計画を遂行していく!


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人類補完計画には人類と使徒の両方が必要!

ゼーレによる人類補完計画の目的とは、「魂と肉体の解放による全人類の進化と意識の統合による原罪からの解放」とされていましたが、これだけでは少し解りにくいですよね・・・。
それでは何故、人類使徒の両方が必要なのか?
この二つの存在が明らか形も中身の性質が異なるためです。

人類→第二使徒リリスから生まれて、知恵の実を与えらたヒトであるものの、肉体は脆く「死」からは逃れられない

使徒→第一使徒アダムから生まれて、生命の実を与えられたヒトで、不老不死とされている存在。

要するに、人類を進化させる(強い肉体や不老不死にさせる)ためには、使徒の持つ生命の実が必要不可欠であったというわけですね!

生命と知恵、この両方が揃うことで完全な生命体に!

ゼーレにより、アニメ本編の中でも少しずつ明かされていく人類補完計画の目的や概念ですが、キール議長を始めとした彼らの台詞(言い方など)だけを聞いている段階では理解しきれない方の方が多いかと思います。
(私も始めはテレビ版を全話通して見ても理解どころか混乱ばかりさせられてました)

後の旧劇場版「Air」でミサトさんが車の中で分かり易く説明してくれたのです!
「人類に知恵と生命の両方を与えることによって、全人類を単一統合させた完全な生命体に進化させる」ことが、この時点で判明し、彼女には大いに感謝したものです・・・。
しかし、その直後に「人類補完計画のためにエヴァを使う」という、またしても新たな謎が出現しますが、それはサードインパクトを起こすためにエヴァを必要としており、エヴァを使うことで人類補完計画が完成される」という仕組みであることが明かされます。



ゼーレがエヴァンゲリオン媒体にして目的達成した後の世界と結末


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人類補完計画が実現された結果

アダムとリリス、さらに月面上を浮遊していたロンギヌスの槍まで使い、エヴァ初号機を媒体としてサードインパクトが勃発することによって、ゼーレの思惑通りに人類補完計画が実現されました!
それによってキール議長や冬月など、この時点でまだ生き残っている者たちは、たちまちヒトの形を保てなくなって液状に変わってしまいますが、これこそが生命と知恵の両方を与えられた人類が「単一統合された完全な生命体」の姿だったのです!

完全な生命体に変わったことでの代償

液体状(正確にはL.C.L)として「完全な生命体」となった人類には自分と他人の間にあった境界線がなくなると同時に個体としての自我としての感情も失います

そうなることによって、ヒト形の頃にあった戦争や殺し合いなども起こさなくなるだけでなく、使徒の持つ生命の実も併せ持ったことで永遠の命を手に入れたということです!
しかし、ここで疑問に残る点として「ヒトの形を失ってまで永遠の命を手に入れることは本当に幸せなのか?」と真っ先に思う方々も多くいることと思います。

いくら不老不死になれたとしても、ヒトの形でない以上、戦争などは起こらなくなっても自分の意思で行動できなくなってしまうことは、テレビ版の最終話でも少し触れられていた「不自由」にも当たることであり、この結果は「完全を装った不完全体」という見方もしてしまうんですよね・・・。

補完された人類の姿がL.C.Lに変わった理由とは?

第壱話でエヴァ初号機に搭乗したシンジがエントリープラグの中で注入されるL.C.Lと呼ばれる液体ですが、溺れさせることなく、パイロットの肺を満たす機能や精神からATフィールドに変換させることもでき、同じ液体状でも水とは明らかに違う性質を持っています。
さらに第拾伍話のラストでミサトが加持から見せられた第二使徒リリスの真下に大量に溢れている液体もL.C.Lですが、そのL.C.Lが実は人類を生み出したリリスの血液であることが判明します。

ここまでの事実を逆算して考えてみると「生命のスープ」とも呼ばれているL.C.Lが人類の源であり、人類補完計画が実行されたことによって人類が本来の姿に戻ったというわけなのですね!

旧劇場版も実はエンタメ路線という見方も可能に?

公開当時はテレビ版以上に「難解」と評価されていた旧劇場版ですが、何度も繰り返して鑑賞することや長い年月が経過した現在では、新劇場版とはまた異なる形でエンタメ路線という見方もできるのではないでしょうか?
本来、旧劇場版はテレビ版で放送したかったものの時間や尺の関係で制作できずに終了してしまった、真の結末を作り直すために立ち上げられたものでした。

25話「Air」では覚醒したアスカによるエヴァ弍号機と量産機たちによる迫力満点の戦闘シーンを堪能でき、26話「まごころを君に」では完全体とされてヒトの形を保てなくなった人類は本来は目には見えない空気や酸素のようなものに変わるはずが、L.C.Lとして液体状の形で見えるように表現(描写)されておりました。

そしてユイの台詞の中で説明されていたことですが、完全体として液状になってしまった人類も、それで終わりというわけでなく、かなり困難であるものの「ヒトの形や記憶を取り戻すことも可能」であることが説明されています。
(この点はテレビ版の第弍拾のシンジを見れば理解できると思います)

そうした点を踏まえて見直してみると、シンジ達の精神世界ばかりで進行していたテレビ版の結末と比べれば、エンタメ路線だったという見方も可能なのかもしれませんね。



まとめ

今回は旧作とゼーレのみに絞って人類補完計画について振り返ってみましたが、碇ゲンドウによる目的やシナリオは大きく異なっており、新劇場版になると、また新たな変更点が加えられて進行の仕方も異なっているのです。


出典「https://bibi-star.jp/posts/11490

しかし奥深いエヴァの中でも、ひときわ難解な人類補完計画については、一編に全てをひっくるめて理解しようとする方が困難であると言えます。
私的にはゼーレ(旧劇場版)→碇ゲンドウ(旧作と旧劇場版)→新劇場版の順番に少しずつ段階を踏まえながら理解していく方が得策と言えるのかもしれませんね。



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