シンエヴァンゲリオン劇場版に備えて衝撃と感動の名シーン補完計画!

「シンエヴァンゲリオン劇場版」の公開日が間近に近づいてきた中、旧作のテレビ版や新劇場版をリピしたいエヴァファンもいるかと思いますが・・・仕事や学業を始めとした生活環境に時間を伸縮されて、なかなか出来ないという方々も多いかと思われます。


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そこで今回はテレビ版に加えて、これまでの新劇場版も引っくるめて碇シンジたちパイロットを始めとした名シーンを振り返っていきたいと思います!

始まりと終末はやはり見逃せない!?


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エヴァを振り返るにあたり、まず最初に思い当たるのが、やはり第壱話で第3使徒サキエルが襲来した時に表示されたマティス明朝体によるサブタイトルなのではないでしょうか?これを見ただけで大きな衝撃を受けた視聴者はとても多かったのです!

こうした形によるサブタイトル表示は、もちろん最終話まで続きましたが、2000年代に入った現代ではエヴァやアニメ作品の枠を飛び出して民間のお店や病院の看板などでも使用される(もちろん公式でなく、経営者や従業員により独自に作られたり描かれたりしたものです)傾向も見られるようになりました!

放送終了後の謎解き口論の引き金にもなった賛否両論分かれた最終話!


出典「https://tapittalk.com/evangelion-final-2/

第壱話の演出も衝撃的でしたが、最終話の内容や終わり方は、その次元を遥かに超えていました!

第弐拾四話で最後の使徒として登場した渚カヲルを自らの手にかけることで殲滅したシンジですが、次の第弐拾伍話はそのことで悩むシンジに対して強く問いかけてくるところから始まります。
その後にもアスカが弐号機に乗っていながらも座り込んだまま何もしようとしない様子やミサトやリツコの倒れて死亡している描写まで映されます。

これらの描写は実は旧劇場版「Air」のものであり、本来はテレビシリーズの時点で「Air」をそのまま放送したい意向であったのですが、制作時間がどうしても間に合わないために断念して、こうした「人類補完計画の一部」という形でシンジたちの精神世界を描く形式に変えられたのです。

前半はシンジに対しての「なぜカヲルを殺した!?」という問いかけが強く続き、後半に入ってからはミサトとアスカに対しても自身のことによる強い問いかけをされ続けて苦悩していきます。
ちなみに3人ともパイプ椅子に座っている形で進められていきましたが、その状況はまるで裁判を彷彿させられましたね・・・。

そして次の最終話へと続いていく形で終わり、エンディング後の次回予告が流れるのですが・・・最終話の予告は声優さん方が使用されているアフレコ用台本の中身がそのまま映し出されており、当時の視聴者たちは「これを見て一体どうやって予測しろと言うんだ?」と混乱させられたものです。
それでも、あと一回で終了のため本放送で第壱話から追ってきたファンや視聴者は頑張って見始めます。

最終話は前の回以上に難解を極めた内容であり(1回目の視聴では殆ど理解できなかった人の方が圧倒的に多かったです)、これまでに投げかけられた多くの謎が解けずに終わりを迎えたため賛否両論というよりは、どちらかというと「否」意見の方が多かったんですよね。
しかし、これが引き金となってファンや視聴者の間による謎解き口論に火がついたことで社会現象化までされ、旧劇場版の公開を控えた時期には「エヴァ現象」「エヴァ社会」と呼ばれるほどの一大ブームを巻き起こしたのです!

こうしたエヴァ現象が巻き起こった状況もまた一つの名シーンと言えるのでは、ないでしょうか!?



エヴァンゲリオン名シーン!碇シンジの軌跡


出典「https://nijimen.net/topics/14602

「逃げちゃだめだ」は今やパチンコ組からも支持者多し!

物語の主人公である碇シンジは第壱話の時点から、これまでのアニメ作品とは異なる斬新な主人公像を見せてくれました!
ミサトに連れられて訪れたネルフ本部でエヴァ初号機と対面します。さらに再会した父ゲンドウから初号機に乗って第3使徒サキエルと戦えと命令されますが、いきなりそんなことを言われても出来ないのは当たり前のことであり、シンジでなくても拒否してしまうことでしょう!

その反応を見て割り切ったゲンドウが負傷している綾波レイを連れさせ、予備(シンジ)が使えなくなったためにもう一度出撃するように命じるのです。
そんなレイの姿を見たシンジが・・・

逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ・・・やります、僕が乗ります!」

不本意でありながらも、エヴァ初号機に乗る決意を固めて表明した瞬間でした!
エヴァにおいてもガンダムシリーズとはまた異なる形で数多くの名台詞が生まれましたが、シンジに対してはこれが真っ先に浮かんでしまうエヴァファンは今でも大勢います。

それを証明する出来事として、現実世界でもエヴァ劇中年である2015年を迎えた池袋のP’PARCOでは記念イベントとして第壱話の上映が開催されました。(この年は劇中年であると同時に作品としても20周年を迎えた記念すべき年だったのです)
上映の形は店舗の入り口前の少し上に設置されている50インチ程のスクリーンでニコニコ生放送の中で行われたために、オープニング主題歌(残酷な天使のテーゼ)が流れ始めた途端に動画を見ているユーザーからのコメントも流れてきます。

そしてシンジの「逃げちゃだめだ」が流れ始めた瞬間、待っていたかのようにアニメ映像を埋め尽くしてしまうほど(シンジの顔が見えなくなるほどに)の膨大な数のコメントが流れ始めたのです!
こうした様子を見るだけでもシンジの名台詞も多大な人気を誇っていることが分かりますよね。

さらにパチンコの中でも疑似連予告として使用され、この予告が出ただけでも信頼度はかなり高いのですが、最後の4回転目まで続いた場合には確変当たりが確定される仕組みとされていました(大抵の場合、2回目か3回目でリーチかかってしまうんですけどね・・・)
レイやアスカにも同じ種類の疑似連予告は用意されていたものの、シンジのものが最も信頼度が高く設定されていたため、アニメ本編にまで触れていないパチンコ組にとっても、この予告が出ただけでも大いに嬉しいものだったのです。

あまりにも残酷な友人との決別!


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シンジの名シーンとして、エヴァ参号機(3号機)のエピソードも外せませんね!

テレビ版の第拾八話での起動実験中、トウジが搭乗したエヴァ参号機が第13使徒バルディエルに浸食された上、迎撃に入ったアスカとレイもアッサリ打ちのめされてしまうほどの驚異的な強さを誇ります!
残されたシンジはヒトを殺さず、自分が殺されることの方を選びますが、碇司令の指示によって発動されたダミーシステムによって思いは打ち砕かれて、参号機は使徒として殲滅されました。

シンジがどんなに叫んでも初号機の攻撃は止まらず、トウジの入っているエントリープラグを握り潰してしまう場面は彼だけでなく、ファンや視聴者にも大きな衝撃と悲しみを与えたのです!
そして、ここで注目すべき点はこの参号機に搭乗していた人物をシンジだけが知らずにいたも忘れてはなりません。

自分の意思に関係なく発動させられたダミーシステムによるものであっても搭乗しているシンジにとっては、「自分の手でヒトを殺してしまった」という感覚が拭えない上、最後になって友人のトウジをあったことを知らされてしまうのですから・・・絶叫するなと言う方が無理というものですよね!

このトウジと参号機のエピソードですが、コミック版では異なる展開も描かれました。
それは起動実験を翌日に控えた時になって、トウジ本人から「自分がエヴァ参号機のテストパイロットをすることになった」ことを聞かされる展開に変更されています。
さらに覚悟を決めたはずのトウジからも「本当は怖い」と本音も聞かされます。

その後はアニメ版と同じように使徒に浸食された参号機をダミーシステムによって殲滅してしまう展開ですが、この最中にもシンジがトウジの名前を何度も叫び続けることが切なさを大きく表現されていました。
どんなに叫び続けてもシンジの声が届くことなどなく・・・使徒として殲滅された後、トウジもそのまま死亡してしまったのです。

さらに新劇場版ではアスカに変更!

新劇場版ではまさかのアスカに変更され、シンジもまたアスカが搭乗していることを知っている中でのダミーシステム発動です。
「エヴァ破」で出会ってからはシンジに因縁ばかりつけてきたアスカも第8の使徒戦をきっかけに少しずつ変わり始めて、シンジに対しても甘えてきます。
それはやっとお互いを理解でき始めた時だったのです。

そのアスカを自分が搭乗する初号機の手で殲滅する形で終わってしまいますが、テレビ版のトウジの時とは異なり、アスカが入っているエントリープラグを初号機が口の中に咥えて歯で噛み砕く描写に変更されました。
圧倒的な威力を見せつけてくれたダミーシステムですが、自分のエヴァに搭載されて自分の意思に反して発動させられてしまうため、シンジにとっては疫病神のような存在かもしれませんね・・・。

初号機の覚醒で男を見せたシンジ!


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バルディエル(エヴァ参号機)に続く第拾九話で一度はネルフから離脱したシンジですが、加持リョウジ(新劇場版ではマリ)から背中を押されたことがきっかけで再びエヴァに乗る決意を固めて戻ってきます。
初号機の前に立つゲンドウの前で叫びます!

「乗せてください!僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジです!!」

あの消極的だったシンジが自ら乗りたいことを宣言した場面ですが、これは先に挙げた「逃げちゃだめだ」に並ぶ屈指の名台詞と言えるでしょう!
さらに新劇場版では、覚醒した後に自ら第10の使徒(ゼルエル)のコアの中に入って、取り込まれたレイの救出に向かいます。

「僕はどうなってもいい!世界がどうなってもいい!だけど、綾波だけは絶対に助ける!!」

これもまた、シンジの男気を証明する要素として欠かせない名台詞だと思います。
そしてレイの手を引っ張って見事に救出したかと思えた矢先、ニアサードによって赤い大地に変わってしまおうとは・・・まさか「世界がどうなってもいい」の部分の方がこんな形で実現されてしまうなど、本人も完全に予想外の結果となってしまいましたね・・・。

渚カヲルとの絡みも外せない!


出典「http://shigemaru-community.com/eva-tama-kaworuvoice/

旧作では最後の使徒として登場し、ゼーレから送られてきたフィフスチルドレンとしてシンジの前に現れた渚カヲルは、これまでのことがきっかけで「友達」と呼べる存在がいなくなってしまった彼の心の拠り所となってくれました。
しかし、カヲルの正体が実は最後の使徒であることを知らされた途端に、二人で過ごしてきた癒しの時間は崩されてしまいます。

「よくも僕の心を裏切ったな!父さんと同じように裏切ったんだ!!」

強い葛藤の末、初号機の手でカヲルを掴みますが、最後に言われた頼みとは・・・

「君の手で僕を消してくれないか?」

長い沈黙の末、シンジはカヲルからの頼みを聞き入れました。
こうして最後を使徒も殲滅できた形で終わりますが、シンジの中にある心の傷はさらに深くなってしまうのです・・・。

新劇場版でも別離は繰り返された・・・


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新劇場版では旧作よりも登場時期が早められて「エヴァ序」や「エヴァ破」により登場する機会が増えたものの、シンジとの絡みは14年後の「エヴァQ」から始まります。
変わり果ててしまったネルフ本部に置かれているピアノを弾いているカヲル君を見かけたところで二人は出会いますが、実は貞本氏によるコミック版でも廃墟の中にあるピアノを弾いている姿でシンジの前に現れたのです。

そう考えると、これもまた一つのオマージュであったのかもしれせんね。

コミック版ではそんなカヲルの弾いているピアノ演奏を聴くだけだったのですが、「エヴァQ」では彼から声をかけられたことがきっかけで一緒に弾く展開になります。
そしてカヲルがシンジとの心の距離を少しずつ縮めた後に自分の罪を償う方法を教えてくれた後、エヴァ第13号機に搭乗して一緒にドグマにある二本の槍を目指します。

「まさか1番目の使徒である僕が13番目に落とされるなんて・・・さすがリリンの王、シンジ君の父上だ」

自分がゼーレから送れ込まれてきた存在であるだけでなく、自分が起こそうとしている行動までもゲンドウに読まれてしまっていたのです!
そして形状が揃っている槍を目の前にして操作系までも制御された挙句、シンジの方もまたカヲルからの忠告も聞かずに槍を抜いてしまったことにより、フォースインパクトが発動してしまいました!

どうすれば良いのか分からなくなったシンジを救うべく、カヲルは自らの死を決意します。

「そんな顔しないで、また会えるよ」

そう言い残して全身破裂して死亡したカヲルを見たシンジは何も言えなくなってしまいますが、カヲルからは最後の台詞よりも前に「これは君が臨んだ幸せではなかったね」とも言い残していたことにより、新劇場版のループ説がほぼ確定した瞬間でもありましたね!



エヴァンゲリオン名シーン!綾波レイの笑顔と涙


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初登場シーンは使徒にも負けない衝撃度だった!

旧作世代から絶大な人気を誇っている綾波レイですが、第壱話での初登場の仕方があまりにも衝撃的でしたね!
サキエルがネルフ本部(さらに言うと地下に保管されている第2使徒リリス)の場所をかぎつけてすぐ近くにまで迫ってきている中でも初号機に乗ることを拒否したシンジの代わりとして呼ばれて来るのですが・・・移送ベッドの上で寝ているだけならまだしも、眼帯や包帯まで巻きつけた姿で初登場したアニメのヒロインキャラとはレイが初めてのケースでした!

旧劇場版により、物語が一度完結した後の2000年代に入ってからはエヴァの影響を強く受けたアニメ作品が多く制作されてきましたが、レイもその影響力に一役買っていたのです。
ここ近年の新作アニメで例えると、「Reゼロ」シリーズのレムが綾波レイと同じく水色ショートに眼帯という姿のキャラクターで次々に発売されていく限定フィギュアも莫大な売上を出しています!

ヤシマ作戦後に初めて見せた3つの笑顔

ヤシマ作戦にて、シンジとレイが初めて同時出撃します。
第5使徒ラミエル(新劇場版では第6の使徒)からの強力な反撃からシールドで身を呈しながら守ってくれた末、初号機が放つ陽電子砲(ポジトロンライフル)の二度目の砲撃で殲滅に成功します。

戦闘が終わると同時に初号機から降りたシンジが両手の火傷にも躊躇せずにレイの入っているエントリープラグをこじ開けますが、それは先に行われた零号機の起動実験中に父である碇ゲンドウと同じ行いだったのです。
さらに必死になって自分の名前を呼び続けてくれるシンジに対してゲンドウの姿が重なります。

「笑えばいいと思うよ」

テレビ版の第六話


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旧劇場版(シト、新生)


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新劇場版(エヴァ序)


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シンジからの台詞を聞いたレイもまた、初めて笑顔になった瞬間ですが、これだけでもファンや視聴者にとっては大きなことでした!
ちなみに、この時のレイの笑顔はメディアや作品が変わるたびに描き直されており、これもまたある意味で「3人の綾波レイ」と言えるかもしれませんね。

新劇場版で見せた劇的な変化も!

「エヴァ序」では物語と同じく、レイ自身の性格や行動は旧作とあまり変わりませんが、次の「エヴァ破」では劇的な変化を見せてくれます!
シンジのために食事会を開こうと提案して練習を始めるだけでなく、ミサトやアスカに招待状を送るだけでなく、二人きりで食事をしているゲンドウにも話して誘います。
始めは渋るゲンドウでしたが、レイに対してかつて愛した妻であるユイの姿を見たために承諾したのです。

そんなレイの姿を見たアスカも彼女に対抗しようと料理の練習を始めた最中、バチカン条約によって唯一の居場所であるエヴァ2号機を凍結したことによって偶然ネルフ本部のエレベーターで、2人が行き合ってしまいます。
テレビ版の第弐拾弐話ではアスカから罵倒されても全く抵抗せず、最後には強烈なビンタを喰らって終わったのですが、新劇場版ではここでもまた大きな変化を見せてくれますが、それはアスカに話しかけるレイの台詞が前向きなものに変わるのです。

(テレビ版)

「心を開かなければ、エヴァは動かない」

これもレイにとってはアスカに対して、アドバイスをしている思いで話した台詞ですが、アスカには全く届かず、かえって反感させてしまいました。

(新劇場版)

「あなたにはエヴァに乗らない幸せがある」

これもまた、エヴァに搭乗することに誇りを持っているアスカを反感させてしまいますが、使徒との戦闘自体が危険なことであり、アスカにはエヴァ以外の世界で幸せになれる能力や権利があることも含まれていたと思われます。

どちらを言われても反感するアスカはレイに対して「人形」と罵ります。

「私は人形じゃない」

テレビ版と新劇場版ともに、こう言って否定しましたが、新劇場版ではアスカからの強烈なビンタを受けず、自らも手をあげて防御するのです。
使徒の進化やエヴァ戦闘のような派手さはないものの、これもまたレイの大きな変化であると同時に「エヴァ破」の大きな見どころの一つだったと思います!
その後にも「2人(シンジたち親子)にポカポカしてほしい」という台詞もファンからは大きな支持を得たことにより、新劇場版のレイに対しては「ポカレイ」(エヴァ破)「クロレイ」(エヴァQ)という呼び方と分けられ方をされているヒトたちも大勢いますね。

戦闘中でもシンジへの想いを込めて!

シンジの部分でも挙げたエヴァ参号機起動実験の後に襲来してきた最強の使徒ゼルエル戦(新劇場版では第10の使徒)に立ち向かっていく時も前向きな台詞に変更されています。

(テレビ版)

「私が死んでも代わりはいるもの・・・」

後に綾波レイがシンジの母ユイのクローンであることを明かされますが、ファンに対してもその要素を少し匂わせるような台詞でしたね。
この時点のレイは2人目であり、自分が死んでも3人目以降がいることを割り切っており、死すら厭わない気持ちが垣間見えます。

(新劇場版)

「碇くんがもうエヴァに乗らなくてもいいようにする・・・だから」

決死の覚悟で使徒に向かっていく姿は、旧作と変わりませんが(持っている武器の違いはありましたが)、シンジのために何かをやろうという思いを感じられ、旧作よりも完全に前向きな気持ちに変わったことを強く実感させてくれた台詞ではないでしょうか?

レイが流した涙・・・


出典「https://sentai-mania.com/eva-story23/

自分のシンジに対しての想いに気づくレイですが、その時期が旧作の頃は新劇場版よりも遅かったのです。
テレビ版の第弐拾参話で襲来してきた第16使徒アルミサエルから浸食されたことによって、目の前の自分と向き合うことによって気づかれたと同時に涙を流し始めます。

「これが・・・泣いているのは私なの?」

さらに使徒は凍結解除されて後から出撃したエヴァ初号機にも浸食しようとしてきます。
テレビ放送版ではアルミサエルからの攻撃を交わした後すぐにレイの自爆と大爆発によって殲滅して終わるのですが、旧劇場版が公開されてから発売されたビデオフォーマット版(21話〜24話のビデオとLDは放送版に修正や場面追加したバージョンで収録されています)では初号機の手についた直後に幾つものレイの顔が浮かび上がります!

「これが私の・・・碇くんと一つになりたい」

それをすぐに取り払おうとしたシンジはプラグナイフで切りつけますが、そのレイからは出血と同時に強く痛がる様子を見た途端に、これもレイの一部と認識してしまった故に攻撃できなくなってしまいます。
シンジを守るためにレイが取った最後の手段が自爆であり、再び自分のみに使徒を引き込んだ末に零号機(改)そのものが「まごころを君に」と同じ巨大化したレイの姿に変わった途端に大爆発と共に殲滅した流れに変更されました。

この時代に発売されたビデオ版の編集に対しても、ファンの間では賛否両論の意見が強かったですが、私的には旧劇場版を劇場へ観に行ったファンたちにレイのシンジに対しての思いを分かりやすくさせてくれたと思いましたし、何よりも巨大化したレイの姿を旧劇場版ビデオが発売される前に自宅のテレビで観られたこと自体が衝撃と同時に嬉しかった気持ちの方が大きかったんですよね!
後半部分ではビデオフォーマット版も放送版の時と変わらずに進行した結果、シンジの知っている綾波レイ(2人目)はすでにいなくなっており、新たにユイの魂を入れられた3人目が現れた後、リツコからの案内によって驚愕の真実を知らされました・・・。



エヴァンゲリオン名シーン!アスカ精神汚染からの覚醒!


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初登場から飛ばしっ放しのアスカ!

テレビ版ではシンジやレイより少し遅れて、第八話から初登場した惣流・アスカ・ラングレーですが、他二人とは違って勝気で活発的な性格であるアスカは始めから飛ばしてくれましたね!

「チャーンス!!」

自分たちがいる新横須賀の海に襲来してきた第6使徒ガキエルを見た途端に発した、この台詞がアスカのキャラクターを見事に表現していると言っても良いでしょう。

皆にとっては予期せぬ非常事態でしたが、プライドの高いアスカにとっては積んできているエヴァ弐号機で自分の凄さを加持やミサト、そしてシンジに対して見せつけてやれるチャンスなのです!

そして・・・

あんたバカァ!?弐号機であれをやっつけんのよ!!」

ここで、あのおなじみの名台詞も初めて出てきます!
シンジも同乗させる形で出撃したアスカですが、弐号機の赤いカラーリングも手伝って、かなり派手な初出撃シーンと戦闘を繰り広げたのです!
その後も第7使徒イスラフェル戦ではシンジとのユニゾン、さらに第8使徒サンダルフォン戦ではD型装備によるマグマダイバーを果たし、自分だけ遅く登場したブランクを埋めるかのように活躍を続けました。

精神汚染による崩壊

初登場時から活躍を続けてきたアスカもまた、シンジやレイとは少し違う形で落とされ始めてしまいます。
まずは第13使徒バルディエル戦や第14使徒ゼルエル戦でアッサリと敗北してしまったことが挙げられますが、その後にエヴァ初号機によるダミーシステムや覚醒を聞かされたため、使徒に敗北したことよりもシンジに負けたという思いの方が強くなって苦悩します。

「あのバカシンジに負けるなんて!」

さらに追い討ちをかけてくるかのように、幼い頃から抱えていた母親のトラウマにも悩まされる結果、弐号機とのシンクロ率は落ちる一方です。
そしてアスカの気持ちなどお構いなしに第15使徒アラエルが襲来します!
本人もこの戦闘でしくじれば、間違いなく弐号機パイロットの任を下ろされてしまうことを自覚しながら迎撃と同時に遠距離用のライフルで攻撃を続けますが、サハクィエルの時とは異なり衛生軌道上から全く降りてこないアラエルには攻撃が全く届きません。

そんな状況に苛立つアスカに対して、アラエルからの精神汚染が容赦なく降り注ぎます!
それによって自分でも必死に忘れようとしてきたトラウマがハッキリと蘇ってしまい、シンクロ率は一桁にまで落ちた末、弐号機も完全に活動停止してしまったのです。

「加持さん、私の心が汚されちゃったよ・・・」

この時点で名前を呼んでも加持からの助けなど来るはずもなく・・・アスカにとっては最も助けられたくないレイの零号機(改)とロンギヌスの槍によってアラエルを殲滅して戦闘終了します。
生命までは失わずに助かったアスカですが、それによって彼女のプライドは完全に壊されてしまいました。

シンジからの呼びかけに対しても拒絶するばかりで・・・

「嫌い嫌い、大っ嫌い!!」

この第弐拾弐話の最後で叫んだ台詞は周囲の他人以上に、自分自身に向けてのものだったのです。

覚醒による偽りの再生!


出典「http://evangeliwon.blog107.fc2.com/blog-entry-2288.html

先のアラエル戦で精神汚染を受けたことに続いて、次の第16使徒アルミサエル戦では碇司令からは「囮役」と見なされてしまいます。
そして出撃したばかりの時点でシンクロ率が一桁を切っており、動かしたくても全く動かなくなってしまいます。
この時点ではミサトの判断ですぐに引き上げさせたために無事で済みますが、その後は完全精神崩壊を起こしたことにより、ネルフ医療室で寝たきり状態となってしまいます。

最後の使徒である渚カヲルを殲滅して全ての使徒を倒したと思われた矢先、ネルフ本部はゼーレから派遣された戦自による大襲撃を受け始めます。
ここでもミサトの判断によって、本人の意思に関係なく無理やり弐号機に乗せて射出する形で避難させますが、戦自からはすぐに居場所を突き止められて猛攻撃が始まります。
しかし、この最中に母親と出会えたことにより、アスカもまた覚醒と同時に復活しました!

「ここにいたのね、ママ!」

その後はアップテンポなBGM「偽りの再生」が流れる中で戦自の航空機たちを瞬く間に攻撃して全滅させてしまいます!
しかし、復活できたのも束の間・・・今度はまたしてもゼーレにより9体ものエヴァ量産機たちが舞い降りてきます。

シンジの手を引っ張りながら初号機の格納庫へと急ぐミサトから「全員殲滅」という無理難題を言われながらも果敢に戦い続けるアスカですが、活動時間あとわずかなところで9号機が複製により作り出したロンギヌスの槍コピーに頭部を刺された直後に活躍停止してしまいました!
さらにトドメを刺された後の弐号機の姿はあまりにも無残であり、これはまさに「偽りの再生だったということですね・・・。

新劇場版では他人と解り合おうとするように・・・


出典「https://ciatr.jp/topics/47279

新劇場版でもツンデレな性格はそのままですが、第8の使徒戦後にシンジに甘えてきたり、レイとの衝突を得て「誰かと居ることも悪くない」と思うようになったりと、アスカもまたシンジやレイにも負けない程に前向きになっていきます。

「誰かと話すって心地いいのね、知らなかった」

ところが、この直後に行われた参号機の起動実験中、第9の使徒に浸食された上に初号機のダミーシステムによって、使徒として処理および隔離されたため、「エヴァ破」ではここで退場してしまいます。

14年後には、さらに大活躍する立ち位置に!

「エヴァQ」では「初号機強奪作戦」と称して、冒頭から宇宙空間での戦闘から始まります。
そして、すぐに赤いネコミミ形のヘルメットを取り外すと、そこにはアイパッチをつけたアスカの姿があったのです!
前作の時点では隔離されてからの行方が全く語られなかったため、冒頭場面から復活して登場してくれたことに対して、多くのアスカ推しは喜びに溢れます。

私的には初めてこの場面を見た時、宇宙空間の中を大型ブースター装備した改2号機βで颯爽と飛び回る姿はエヴァというよりは、ほぼ完全にガンダム寄り(強いて言うならフルアーマーユニコーンやサイコザク?)に見えてしまいましたが、これもまた新しいエヴァの形であると自分に言い聞かせながら無理やり納得させてしまった記憶もありましたね・・・。

「コネメガネ、援護!」

さらに、そこには前作から登場したマリも何故かアスカと共に出撃しており、サポート役に徹していました。
「エヴァ破」の時もシンジ(ナナヒカリ)やレイ(エコヒイキ)に対して独自の呼び方をしていたアスカですが、この二人は既に何度も共闘してきたような様子です。
そして前作までは何でも一人だけで出来ると割り切っていましたが、この時はマリに対して、すぐに援護を要請しており、これもまたアスカの成長なのでしょうね。

「あれじゃあ、バカじゃなくガキね!」

14年ぶりに目覚めて周りの状況が全く理解できないシンジに対して、14年もの年月が経過していることを軽く教えてくれるものの、その後は彼に対して辛く当たってきます。
そしてアヤナミレイ(仮称)のMark.09と一緒にネルフ本部へと逃げていく姿を見つめながら呟くのですが、この時点から彼への呼び方が「バカシンジ」から「ガキシンジ」へと変わったのです。

フォース起こしてもシンジを見放すことはなかった!


出典「https://type-r.hatenablog.com/entry/20121123

エヴァ第13号機に搭乗したシンジが、カヲルの指示も聞かずにドグマで変わり果てたリリスに刺さっている二本の槍を抜いてしまったことより、またしてもガフの扉が開いてフォースインパクトが勃発してしまいます!
同行中のマリにはシンジの方に行かせ、自分はヴンダーを守るためにアダムスの器と戦闘して、最後には自爆させる形で勝利をおさめます。

そして第13号機ごと落下していくシンジは、マリの8号機βに抱えてもらいながら「姫(アスカ)を助けろ!」と発破かけられてもエントリープラグの中でうずくまるだけで何もしようとは、しませんでした。

「ガキシンジ・・・助けてくれないんだ、私を」

そんなシンジを呆れ果てた目で見るアスカですが完全に見放すことはなく、葛城艦長との合流地点へと手を引っ張りながら連れて行きます。



まとめ

今回はシンエヴァの上映を前にして、三人のパイロットを中心に、旧作と新劇場版をひっくるめて名シーンをまとめてみましたが、如何でしたでしょうか?


出典「https://around-topics.net/1756.html

かなり長文で書きましたが、今回あげたこと以外にも多くの名シーンが存在しています。
エヴァという作品はファンや視聴者一人一人に色々な解釈の仕方があると同時に、それもまた一つの物語になっていると思うのです。
今回の記事をここまで読んでいただいた後に「あの場面が取り上げられていないじゃないか!」と思った瞬間、それこそがあなたにとっての名シーンであると同時に、シンジたちが進む分岐点をまた一つ増やしていくことに繋がるのでは、ないでしょうか?

「エヴァQ」の内容から「シンエヴァ」の中で、シンジたちが本当に幸せな結末を迎えられるのか不安な気持ちも少なからずありますが、公開日が決定した以上は皆さまと一緒に見守っていきたいと思う今日この頃であります・・・。



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