fate/zero 最終回 わかりやすく解説!救いがないとは?

今では世界中にファンがいる「fateシリーズ」

その中でも、最終回が救われないで有名なのが、
ufotableで制作された「fate/zero」なのです。

「fate/zero」は元々、ニトロプラスの
虚淵玄さんによって書かれた小説です。

「fate/stay night」の10年前に起きた、
第四次聖杯戦争」を描いた物語になっていて、
「fate/stay night」の前の世代の人物たちを中心に
冬木の聖杯の謎について説明されています。

原作が虚淵玄さんと聞いて、
アニメファンならピンときたはずです!

虚淵玄さんと言えば、
魔法少女まどか☆マギカ」の脚本や
仮面ライダー鎧武」の脚本など、
救われない作品の脚本を書いていることで
有名ですよね。

ここまで説明すれば、
「fate/zero」の最終回が
救われないと言われる理由が
何となく分かってきたかと思います。

なので「fate/zero」の最終回は、
本当に救えない物語だったのか、
分かりやすく解説したいと思います。

fate/zeroの各陣営を紹介!


出典:https://img.anime-hiroba.com/Fate%20Zero.jpg

「fate/zero」の主軸として
描かれている冬木の聖杯戦争は、
7人の魔術師がマスターとなって
召喚した7騎の英霊同士で戦います。

生き残った最後の1騎が、
万能の願望器である聖杯を
手に入れることができる
魔術システムです。

最終回の内容を説明する前に各陣営を
紹介していこうと思います。

セイバー陣営

セイバーのマスターは、衛宮切嗣(えみや きりつぐ)。

サーヴァントはアーサー王伝説でも有名な
アルトリア・ペンドラゴン
fateシリーズでは男性ではなく、
女性の姿で描かれているのが特徴ですね。

切嗣はアイリスフィールと結婚していて、
アインツベルン家の婿養子となっています。
聖杯戦争が始まる時点で、
すでにイリヤは生れています。

セイバー陣営の作戦は、
アイリスフィールがマスターのふりをして
セイバーと一緒に行動して囮になり、
その隙に「魔術師殺し」と呼ばれた切嗣が、
相手のマスターを暗殺していくものです。

サーヴァント同士の戦いを望むセイバーと
勝つために相手マスターを暗殺する切嗣は
意見が合わず、そのためにアイリスフィールと
セイバーが一緒に行動をする理由になっています。

アーチャー陣営

アーチャーのマスターは、遠坂家の当主である
遠坂時臣(とおさか ときおみ)です。

時臣は、凛の父親で師匠になります。
アサシンのマスターである言峰綺礼も
時臣の弟子なので、凛の兄弟子のような
関係性になります。

サーヴァントは、英雄王と名高いギルガメッシュ
「fate/stay night」に登場するギルガメッシュと
同一のサーヴァントです。

自由奔放なギルガメッシュは
時臣の真面目な性格とは相性が悪く、
ギルガメッシュは退屈な時臣より、
歪んだ精神である綺礼に興味を持ち
時臣の殺害を実行させたのです。

時臣の殺害後は綺礼がギルガメッシュの
マスターとなって聖杯戦争を続けます。



ランサー陣営

ランサーのマスターは、時計塔のロードの1人である
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト

聖杯戦争に勝つために、令呪はケイネスが持ち、
魔力の供給を許嫁であるソラウが担当する
分担戦術を実践しています。

召喚したサーヴァントは、ディルムッド・オディナ

フィオナ騎士団の戦士であり、異性を魅了する呪いの
泣きぼくろがあります。

ソラウはディルムットに魅了されており、
戦線離脱したケイネスから令呪を譲渡されてからも
わざと呪いにかかっています。

最後は拉致されたソラウを交渉材料にされ、
ケイネスの命令でランサーは自害しました。
ランサー消滅後にケイネスとソラウは、
セイバー陣営に殺されます。

ライダー陣営

ライダーのマスターは、ウェイバー・ベルベット

時計塔でケイネスの生徒でありながら、
聖遺物を盗み出して聖杯戦争に参加しました。

第四次聖杯戦争後は、
時計塔にて亡きケイネスの後を継ぎ、
ロード・エルメロイⅡ世」となって
現代魔術科の講師をしています。

盗み出した聖遺物で召喚したサーヴァントは、
征服王イスカンダルである。

ウェイバーが魔術師としても人間としても未熟なので、
ライダーに助けてもらい勝ち進んでいきました。

最後はライダーの希望で、
アーチャーとの一騎打ちをするが、
宝具を破られて敗北し、消滅します。



キャスター陣営

キャスターのマスターは雨生龍之介(うりゅう りゅうのすけ)。

龍之介は巷を騒がしている殺人鬼で、
魔術師でないにもかかわらず、
悪魔を呼び出す儀式をしたら英霊の召喚に成功した
珍しいパターンのマスターである。

召喚されたサーヴァントは、
百年戦争のフランス軍で元帥だったジル・ド・レェ

聖杯戦争のルールを無視して
児童の誘拐と殺人を繰り返したことで、
監督役から他のマスターに
令呪を報酬に討伐指令が出されて、
命を狙われることになります。

最後はセイバーの「約束された勝利の剣(エクスカリバー)
によって消滅していきました。

龍之介も切嗣に狙撃され死亡しています。

アサシン陣営

アサシンのマスターは、言峰綺礼(ことみね きれい)。

聖杯戦争の監督役である離正の息子で、
元々は聖堂教会の所属です。

遠坂時臣に令呪の兆候が現れたことで、
魔術協会に転属して時臣の弟子になり、
時臣を聖杯戦争で勝利させる役目を
担っていました。

しかし、
アーチャーに本性を見抜かれてからは、
時臣を暗殺してアーチャーと再契約し、
アーチャーのマスターとして行動します。

サーヴァントは、暗殺教団の指導者である
ハサン・サッバーハ

歴代のハサンの中で多重人格障害だった、
百の貌のハサン」が召喚されています。

宝具の能力で、複数の人格に
分裂することができます。

綺礼の策略で、分身の1体が遠坂邸を襲って
最初の脱落者を偽装して諜報活動を
していました。

最後はセイバーとライダーを討つために
分身の全勢力を投入するが、ライダーの固有結界
王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」の前に
消滅しました。



バーサーカー陣営

バーサーカーのマスターは、間桐雁夜(まとう かりや)。

元々、臓硯の支配する間桐家が嫌で家を出ていたが、
養子として間桐家に出された桜を救い出すために
間桐の魔術師として聖杯戦争に参加しました。

雁夜は魔術師としての能力がないので、
体内に「刻印虫」を宿して魔術師の力を
使えるようになっています。

その代償として、
魔術を使うだけで命を削り、
どんどん衰弱していきます。

召喚したサーヴァントは、
円卓の騎士の1人であるランスロット

セイバーに対して異様な執着をしており、
他のサーヴァントと戦闘中であっても
彼女に襲いかかるほどです。

最後はセイバーを戦闘で圧倒していたが、
雁夜の魔力を食い潰してしまい自滅します。
雁夜自身も魔力を失って力尽きてしまいました。



fate/zeroの最終回を解説


出典:https://image-cf.kddi-video.com/63f/63fa776b01dec775faa61ec0b8aaa563/fit-background-transparent/1533236651/750×422.png

「fate/zero」の最終回である第25話では、
顕現した聖杯を令呪によってセイバーに
破壊させるところから始まります。

切嗣は、聖杯が望んだ願いを
違う形で叶えることを悟っての行動ですが、
セイバー自身はそのことを知らないので、
悲痛に叫びながら消滅することになりました。

破壊したはずの聖杯からは、
悪意の塊である泥が溢れだします。

この泥は冬木の街を吞み込み、
破壊しながら大災害を引き起こします。

この出来事は「冬木の大災害」と呼ばれ、
死者が数百人に及んでいます。

街が破壊されている一方で、
泥に飲み込まれたアーチャーは受肉を果たし
切嗣によって殺されたはずの綺礼も
マスター契約による影響で復活しました。

破壊された街で、唯一切嗣が見つけ出せた生存者が、
「fate/stay night」の主人公になる幼き頃の士郎なのです!

切嗣は士郎を助け出せたことで逆に気持ちが救われ、
士郎を養子にしました。

その5年後に衛宮邸の縁側で切嗣が、
正義の味方になれなかったことを呟くと、
士郎が切嗣の代わりに正義の味方になると言って
「fate/zero」の物語は終わりを迎えます。



fate/zeroは本当に救いがなかったのか?


出典:http://livedoor.blogimg.jp/kaigai_no/imgs/c/d/cd5957453ee79b00d210.jpg

「fate/zero」は、最終回までに救われなかった
キャラクターがたくさんいます。

ですが、
一概にそうとは言い切れないところもあります。
それは、衛宮切嗣が士郎を助け出せたことです。

当たり前ですが、士郎を助けられなければ、
「fate/stay night」に繋がらないというのもありますが、
切嗣にとって心の支えになっています。

切嗣は世界平和を望んでいながら、
聖杯戦争を勝ち抜くために色んな物を
犠牲にして戦ってきました。

人類を守るために聖杯を破壊したのに、
結果的には数百人の死者と壊滅的な街の姿に
心が完全に折れています。
もう、廃人になる一歩手前です。

この絶望的な状態の切嗣を精神的に救ったのが、
生き残っていた士郎なのです。

切嗣にとって、この状況下で人を救えたことは、
かなり心の拠り所になっていました。
士郎を養子にしていることからも
特別な存在になっていることがわかります。

5年後の衛宮邸の縁側にて士郎が、
切嗣の代わりに正義の味方になる夢
引き継ぐと言って切嗣を安心させました。

その後、切嗣は息を引き取ることになったのですが、
士郎の存在がかなり救いになっていたのは、
間違いないでしょう!



最後に-fate/zeroの救われない最終回とは?分かりやすく解説!-

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

聖杯戦争に参加しているキャラクターは、
マスター・サーヴァント共に
聖杯に叶えたい願いがあって闘っています。

しかし、
実際に顕現した聖杯は万能の願望器ではなく、
どんな願いも最終的には人を殺す代物でした。

聖杯戦争での殺し合いに生き残っても、
願いを叶える聖杯が欠陥品だなんて、
設定自体が救われてないですよね。

そして「fate/zero」に関しては、
いくら「fate/stay night」に繋げるためとは言え、
救われないキャラクターが多く感じます。

マスターで純粋に生き残ったのは、
切嗣とウェイバーだけですからね。

綺礼とギルガメッシュは、
「fate/stay night」でも重要人物なだけあって
生死に関しては特殊な扱いですが。

今や「fate/stay night」を語るうえでは、
「fate/zero」の存在は欠かせないです。

何度見返してもすごい作品だと思います。
さすがは虚淵さんとufotableですね。



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