ジオングの足は飾り?必要?いらない?

機動戦士ガンダムの最終決戦ア・バオア・クーでガンダムと戦ったジオング。
初のサイコミュ搭載のモビルスーツとして採用されたものですが、この時キシリア・ザビは80%しか発揮できないと言いました。
しかし、メカニックからは100%の力を出せると述べました。

「あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」
と、ジオンの整備兵リオ・マリーニが言っていましたが、
これは一体どういうことなのでしょうか?
今回はそんなジオングの性能やポテンシャルについて語っていきたいと思います。

ジオングの性能、機体、強さ、そして大きさ

ジオングの基本性能

まず基本的なジオングの基本性能についての説明は以下の通りです。

出典:https://www30.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2882.html

型式番号
MSN-02

全高
17.3t

重量
151.2t

ジェネレーター出力
9400kw

スラスター推力
187,000kg

装甲
超硬スチール合金

ジオン軍が一年戦争の終盤に実戦に配備した機体で、その大きさはほぼモビルアーマー並みでした。
これは、サイコミュ兵器の小型化がまだできていなかったことと、本来地上でも使えるようにしていた
ところをア・バオア・クーに投入するためにやむを得ず足をカットしたためであります。
ちなみに完全に足まで開発されていたら、そのサイズは38mにも及ぶことになります。

確かに、ただでさえ大きいのに足なんてつけていたら格好の的にされること間違いないです。
ましてや宇宙で戦わせるんだからメカニックとしてはつけなくてもいいと考えますよね。

ちなみにガンダムとパーフェクトジオングを比べてみるとこんなにサイズ差があります。

出典:http://gunplaplace.com/review-of-zg-zeong/



ジオングならではのシステム

ジオングは初のサイコミュ搭載のモビルスーツです。
そんなジオングにはモビルスーツとして初の試みと言っていいほどのシステムが組み込まれています。

1.サイコミュシステム
ジオングがもつサイコミュシステムはララァ・スンが搭乗していたエルメスで見られたものと同様です。
ニュータイプが放つ脳波でサイコミュ武装を遠隔操作することが可能となっています。

2.オールレンジアタック
ジオングの手からはメガ粒子砲が出せますが、腕を伸ばすことによって360度の多方面攻撃が可能です。
エルメスのビットと違い、有線となってしまうため切られたら終わりです。
後のファンネルはこれらの機体があったからこそできるのだと私は思います。

3.頭部脱出機構
ジオングといえば頭部が切り離せる脱出システム。
これによりパイロットのシャアも生き延びることができました。
そして、ガンダムの頭部のメインカメラを破壊し、アムロを苦しめました。



ジオングのパイロット


出典:https://www.gizmodo.jp/2016/05/gundam-the-origin-shows-char-aznables-complexity-and-awesomeness.html

ジオングのパイロットはアニメ本編を見ていた人なら言わずもがなシャア・アズナブルです。
彼はそれまでシャア専用ゲルググを操縦していましたが、ガンダムに機体を壊されてしまいます。
その時キシリアからジオングを与えられ、初のノーマルスーッツを着てガンダムとの戦いに臨むのでした。



ジオングの後継機、ネオジオング


出典:http://bandai11.blog.fc2.com/blog-entry-1084.html

機動戦士ガンダムUCの第七話に登場する巨大モビルアーマー。
ジオングとの違いは、モビルスーツだったジオングに比べて多彩な武装を施しています。
また、脚部を足にする要素はなく、ブースターを搭載しています。
一見、ジオングを思わせる形をしているが、真ん中部分にシナンジュが搭載されています。
小説版には登場せず、完全にアニメオリジナルの機体です。



ジオングのコックピットは頭。口からビームを出す必要性は?

ご存じの通り、ジオングのコックピットは頭部です。
これは当時ごく少数だったニュータイプのパイロットを生存させるためのシステムで、
このころのモビルスーツは腹部がコックピットだったことが多かったです。
そこで狙われにくい頭部にし、脱出システムと非常用の口からビームを出せるようにしました。
まぁ、シャアは頭部だけになってもガンダムと最後まで戦ってましたが(笑)



ジオングの完全体の足は必要か?


出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/m-onlineshop/4543112256515.html#&gid=itemImage&pid=1

ジオングの完全体といえるいわゆるパーフェクトジオングですが、
その体にはなんと足がついています。念願かなったジオングの足です。
しかし、ここでもやはりジオングに足は必要なのかという議論が繰り広げられます。
私のなのですが、ジオングにも足は必要であると考えています。
その理由と共にここでジオングの足の必要性を唱えたいと思います。



1.地上戦、月面、小惑星などの半重力面での対応、推進剤の節約

本来モビルアーマーとして開発される予定であったとはいえ、
結果としてモビルースーツとして
開発されたのであれば足をつけるべきであると思います。

元々は地上でも活躍できるように足をつける予定があったのであれば、
足は必要だと思います。宇宙だけとはいえ、宇宙でも月面などの半重力下
での戦闘が行われる場合も鑑みて足をつけるべきだと思います。
モビルスーツの戦いはビーム兵器だけでなく格闘戦も予想されると思いますので、
足で蹴りを入れるなどの動作をするのにも役立ちます。

また、常に推進剤を利用していると補給回数が増えます。
補給する整備兵の負担も軽減させるべきという観点から足をつけるべきだと思います。



2.足があるからこそ動きやすい

さきほど足があると推進剤の節約にもつながると申しましたが、
これは一体どういうことなのか。それを説明します。

人間の体の構造上、足は歩くことや走ることが主な役割だと思われますが、
他にも役割があります。それは姿勢制御です。
皆さんも回転式の椅子に座るとき、方向転換を試みて何となく回ることがあると思います。
これには足がものすごく重要になっていて、足がないとこの何気ない動きが困難になります。

文章で丁寧に説明しても、いまいちイメージしにくいと思いますので、
以下の動画を参考にしてみてください。

これらの観点から、モビルスーツの手足は大変重要な役割を担っていることが頷けます。



3.人型だから、パイロットもイメージしやすい

ガンダムのモビルスーツが人型をしているのは、
宇宙空間での戦闘を前提にしていることも考えられています。
先ほどの姿勢制御でもありましたが、人型だからこそできることがあります。
宇宙での戦闘では、無重力下になりますので今までの戦闘機での戦いでは
パイロットの空間把握が不十分になるおそれがあります。

また、戦闘機では推進剤を常に使い続けなければなりませんし、
機動性も制約があるため到底モビルスーツの小回りの良さには敵いません。
モビルスーツは人型だから手足を自由に動かすことができ、
あたかも自分自身がパワードスーツをつけているかのような
動きが可能となります。だからモビル「スーツ」なのです!

モビルスーツが主流となった背景は、戦争のモデルの変化も関係しています。
ミノフスキー粒子が実戦に使われるようになってからは、戦艦の遠距離砲撃だけでは
なかなか決着がつきません。だからこそ、モビルスーツはそんな戦況を覆すかのような
開発でありました。人型のモビルスーツが自分の目で見て敵の懐に入ることで敵の主力を
一気にたたくことができるようになりました。

ちなみにシャアがモビルスーツのパイロットに真っ先に志願したのは、
人型の形をしていると戦闘がイメージしやすいという直感的な理由でした。
こうした理由からジオングにも足は必要であると考えます。
あのガンダムの富野由悠季監督もジオングにも足は必要であったと明言しています。



まとめ-ジオングの足は飾り?必要?いらない?-

ここまで熱く述べましたが、いかがでしたでしょうか?
ジオングにも足は必要なのだということがお分かりいただけましたでしょうか?
ジオングの足は決して飾りではないのです。

あの名言が独り歩きしてしまったせいで、ジオングには足が必要ないと思われがちですが、
こうしたちゃんとした理由があればジオングにも足がつけられた可能性もありました。
もしかしたら、足があることでジオングとガンダムの戦闘も大きく変わっていたかもしれませんしね。
ということで、長々とジオングについて語ってきました。
ジオングもっと評価されるといいですね。



 

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