【感想】超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN- 動画情報まとめ

超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-(マクロス2・ラバーズアゲイン)という作品について、解説します。

この記事を読めば、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」という作品の全体像がつかめます。

できるだけネタバレ無しで解説しているので、作品を視聴する前の前情報として知っておいても良いと思います。

 

ストーリー・あらすじ

超時空要塞マクロスII

2009年、地球人と宇宙人(ゼントラーディ人)が宇宙において戦争を始めた。

激しい戦争ののちに、地球人と宇宙人(ゼントラーディ人)は和平交渉をし、お互いが共存の道を歩んでいた。

 

それから、約80年後の、2090年。

マルドゥークという、別の宇宙人が攻めてきたため、地球人と宇宙人(マルドゥーク)との戦争が始まる。

しかし、マルドゥーク軍の兵士をよく見ると、そこには和平交渉したはずのゼントラーディ人の姿が!?

神崎ヒビキ

そんな中、地球人と宇宙人の戦争の様子を撮影しようと、主人公の「神崎ヒビキ」が宇宙に飛び立つ。

そして、そこで目にしたのは、地球軍が敗北する姿。

しかし、地球軍が敗北する姿は報道されす、都合の悪いことは報道されないことに「神崎ヒビキ」はいらだつ。

そんなある時、マルドゥーク軍の戦艦に乗り込んだ「神崎ヒビキ」は、敵の戦艦から「イシュタル」という女性を見つける。

どうやら、敵艦隊の強さの秘密は「イシュタル」にあるようだ。

イシュタル

「イシュタル」の役目は、戦場において歌を歌うこと。

その歌は、兵士を怒りに駆り立て、好戦的は兵士にしてしまうのだった。

しかし、その後、地球の文化に触れた「イシュタル」は、歌は争いに使うべきではないと悟る。

本来、マルドゥーク軍にいた「イシュタル」だったが、地球の文化を知り、地球軍とマルドゥーク軍との戦争を止めさせようとする。

はたして、この戦争の結末はどうなるのか?




 

登場人物

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」では、5人だけ登場人物を知っていれば良いかなと思います。

初見で動画を見ると、みんな重要そうなキャラに見えてしまいます。

なので、主要なキャラだけおさえておけば、混乱せずに物語が見れると思います。

超時空要塞マクロスII キャラクター

まず、大きく分けて、地球軍マルドゥーク軍の人物がいます。

(正確には、マクロスの世界では「地球軍」ではなく、「地球統合軍」ですが、ここでは「地球軍」とシンプルな名称で解説します。)

地球軍の側は、主人公「ヒビキ」と、ヒロインの「シルビー」の2人を知っておけば大丈夫です。

主人公「ヒビキ」は、軍人ではなく、戦場ジャーナリストみたいな存在ですが、戦闘機(バルキリー)に乗って戦場に行くので地球軍に分類しています。

一方、マルドゥーク軍は、ボスの「イングス」。

そして、2人目のヒロインの「イシュタル」と、エースパイロット的存在の「フェフ」がいます。

マクロス イングス

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」では、地球軍とマルドゥーク軍が戦争をしています。

しかし、マルドゥーク軍は「イングス」の独裁と恐怖による支配がされていて、兵士たちは、イングスが怖くて、しょうがなく戦っている感があります。

そのため、ボスの「イングス」さえ倒してしまえば、マルドゥーク軍は戦意喪失するという単純構造になっています。

 

ちなみに、ヒロインの「イシュタル」は、マルドゥーク軍という敵側の存在だったのですが、主人公の「ヒビキ」と出会うことで、マルドゥーク軍と地球軍の中立的立場になります。

「イシュタル」は歌姫なのですが、歌姫が敵側から誕生するのがマクロス史上、新しい出来事です。

マクロスでは、歌姫は味方側から誕生するが恒例となっているので。

 




私の感想

マクロス ヒビキ

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、マクロスシリーズの中でも、最も未来を描いた作品。

しかし、作成された順番としては、「超時空要塞マクロス」に次ぐ2番目の作品です。(厳密には、2番目ではなく、その間に映画作品が作られていますが。)

そのため、古い絵かと思いきや、意外と作画はキレイでした。

 

マクロスといえば、恋愛の三角関係ですが、それも少し表現されています。

あと、挿入歌として、歌が色々出てきますが、あまり良い歌が無かったなという印象です。

正確には、実際は良い歌があるのですが、インパクトが薄いので、まるで良い歌が無かったかのように感じてしまいました。

そこが残念な点です。

見直しのため、2回目に視聴して、ようやく「初見では気づかなかったけど、このシーンの挿入歌いいよね!」って気づく感じでした。

歌については、後ほど、詳しく解説します。

超時空要塞マクロスII

逆に、良かった点は、「マクロス」という巨大戦艦が、ちゃんと出てきて、物語の重要な役割を担っていたこと。

マクロスシリーズは、色々な作品がありますが、「巨大戦艦マクロス」がほとんど登場していない気がします。

その点、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」では、「巨大戦艦マクロス」が活躍して、とても良かったです。




 

みんなの感想・口コミ

超時空要塞マクロスII

平成に入り、最初に作られたマクロス作品。どこか昔風な感じで、なつかしさを感じました。

主人公が軍人ではなく、民間人ってところが斬新!

敵側から歌姫が誕生するのは、マクロス作品の中でも新しい試みだと思う。

「もうマクロスの続編は作らない!」と河森監督は言っていたそうですが、「マクロスII 」が作られたことで「マクロスプラス」や「マクロス7」という続編も作られた。そういう意味では重要な作品だと思う。ファンなら見るべし!

評判の悪いうわさも聞くけど、けっこう名作だと思う。ダブルヒロインだし、愛をテーマにしてるし。

この作品から、「歌」、「恋の三角関係」、「バルキリー」というマクロスの文化が誕生した。その文化を築いたという意味で意義のある作品。

 




「超時空要塞マクロスII」は時系列で最後の作品

超時空要塞マクロスII

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、オリジナル ビデオ アニメ(OVA)作品です。

1話~6話までで、それぞれ25分間だけなので、比較的サクサク見れる作品となっています。

 

マクロス作品はたくさんあります。

具体的には、テレビアニメ や オリジナル ビデオ アニメ(OVA)を入れると、次の8作品があります。

(ややこしいので映画作品や、音楽要素が強い作品を除きます。)

・超時空要塞 マクロス

・超時空要塞 マクロスII -LOVERS AGAIN-

・マクロス プラス

・マクロス7

・マクロス ダイナマイト7

・マクロス ゼロ

・マクロスF(フロンティア)

・マクロスΔ(デルタ)

上記は、作品が発表された順番になっています。

ところが、マクロス作品の時代設定は、作品が発表された順番になっていません。

時代設定の順番に並べると、次のような順番になります。

 

マクロス ゼロ 時代設定:2008年

超時空要塞 マクロス 時代設定:2009~2010年

マクロス プラス 時代設定:2040年




マクロス7 時代設定:2045~2046年

マクロス ダイナマイト7 時代設定:2047年

マクロスF(フロンティア) 時代設定:2059年

マクロスΔ(デルタ) 時代設定:2067年

超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-  時代設定:2090年

以上、8作品を時代設定の時系列順に並べました。

つまり、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、マクロス作品の中でも、最も未来を描いた作品なんです。




作られた時代背景・制作事情

超時空要塞マクロスII

今でこそ、マクロスは色々なシリーズが出ていますが、マクロスは、初代マクロス(超時空要塞マクロス)で終了予定だったようです。

ところが、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」というOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)を作成したところ、予想外に売上が良かった事などもあって、その後、マクロスはシリーズ作品が色々と誕生します。

ちなみに、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、マクロス誕生10周年を記念して作成されたものです。

初代マクロス(超時空要塞マクロス)は、1982年にテレビアニメとして放送スタート。

その10年後の1992年に「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」が作成されます。

マクロスシリーズ

マクロスは、「○○周年お祝い企画」が大好きな作品らしく、その後も、さまざまな企画作品が誕生します。

マクロス誕生15周年のお祝いには、「マクロス ダイナマイト7」の作品が誕生。

マクロス誕生20周年のお祝いには、「マクロス ゼロ」の作品が誕生。

マクロス誕生25周年のお祝いには、「マクロスF」の作品が誕生。

マクロス誕生30周年のお祝いには、「マクロスFB7 オレノウタヲキケ!」の作品が誕生。PlayStation3用ゲームソフト「マクロス30 銀河を繋ぐ歌声」も制作されています。

マクロス誕生35周年のお祝いには、特別仕様の戦闘機(バリキリー)のプラモデルが発売されています。

 

ちなみに、マクロス誕生40周年のお祝いがあるとしたら、2022年です。

40周年企画の開催を、ファンは楽しみにしているのではないでしょうか。




挿入歌・曲について

マクロス イシュタル

マクロス作品には、歌手がライブ会場で歌を歌い人々を魅了する、という場面がしばしば登場します。

そして、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」でも、その場面が登場します。

地球に来た「イシュタル」は、地球のライブ会場で歌を聞き感動します。

それまで、「イシュタル」は、歌というものは、戦争において兵士を暴力的な性格に変える道具だと思っていたからです。

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」でも、挿入歌がいくつか登場しますが、もっともキャッチーな歌は、次の曲です。

「バルキリーで誘って」

少し残念なのは、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、「マクロス7」や「マクロスF」などと比べて、さりげなく挿入歌が入っている点です。

「マクロス7」や「マクロスF」の場合だと、長々と歌が入っている場面が多々あります。

ヘタすると、物語の進行を妨げたり、キャラクター同士の会話を妨げるくらい堂々と挿入歌があります。

それに比べて、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、物語の進行を妨げない程度に、さりげなく挿入歌が入っています。

キャラクターが会話している時は、挿入歌の音量が小さめになったり、途中で切れたりします。

 

「戦闘中にそんなに歌ってたら敵に攻撃されちゃうでしょ!」

ってツッコミを入れたくなるくらい、大げさに挿入歌が入るのがマクロス作品の醍醐味だと思うのですが、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」では、挿入歌が、かなり控えめに入ります。

そのためか、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、物語の途中で、歌や曲が挿入されている印象が薄いです。

なので、マクロス作品だからといって、歌を期待して視聴すると、物足りなさを感じるかもしれません。




動画を見る方法・レンタル情報

超時空要塞マクロスII 動画

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、1話~6話まであります。

1992年の発売当初は、VHS(ビデオカセットテープ)での発売でしたが、今ではDVDやBlu-rayが出ています。

視聴するとしたらレンタルが安くてオススメです。

参考までに、レンタル価格を表示しておきます。

 

TSUTAYAレンタル価格:150円 ✕ 全2巻 = 税抜300円

Amazonレンタル価格: 200円 ✕ 全6話 = 税抜1,200円

 




まとめ

マクロス イシュタル

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、1話~6話まであります。

OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)作品で、DVDなどで視聴できます。

 

当初、「マクロスは続編は作らない」というのが、初代マクロスの監督を務めた河森さんの意向でした。

しかし、初代マクロス誕生から10周年記念として、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」を作ったところ、意外とヒット。売上が良かったようです。

そのような事もあり、その後、マクロス作品が続々と作られる事になります。

 

初代マクロス(超時空要塞マクロス)の物語の時代設定は、2009年。

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」の物語の時代設定は、2090年。

この間、約80年間の空白地帯があるので、その年代の空白地帯を埋めるように、「マクロスプラス」・「マクロス7」・「マクロス ダイナマイト7」・「マクロスF」・「マクロスΔ」といった作品が誕生します。

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」が生まれなければ、初代マクロス(超時空要塞マクロス)だけでマクロスシリーズは終わっていたと思うと、重要な役割を担ったと言えます。

マクロス シルビー

「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」は、私は面白いと思ったのですが、悪い点を挙げるとすれば、歌のインパクトが足りない事です。

マクロス作品らしく、戦闘機での戦闘もあるし、ちょっとした恋愛要素もあるのですが、「あまり良い歌がなかったな」という印象です。

しかし、1度見終わったあと、見直しとして、2回目を見てみると、ちゃんと良い歌が挿入されていました。

良い挿入歌が入っているのに、2回見ないと気づかないくらい、挿入歌が控えめなんです。

キャラクター同士の会話を優先するあまり、バックミュージックとして流れている挿入歌は音が小さかったり、30秒くらいと挿入歌の長さが短かったりします。

そのため、歌のインパクトが足りなくて、マクロス作品の割には歌の要素が物足りない気がしました。

マクロス イシュタル

逆に良かった点は、ちゃんと「巨大戦艦マクロス」が活躍したところです。

マクロスシリーズは、「巨大戦艦マクロス」が活躍しなかったり、中には全く登場しない作品もあります。

しかし、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」では、ちゃんと「巨大戦艦マクロス」が活躍するので、マクロス作品の原点となる重要な要素が見れて良かったです。

 

あと、全6話なので、コンパクトにまとまっていて比較的見やすかったですし、1992年という昔に作られた作品の割には作画が古いと感じなかったのも良かったです。

また、マクロスシリーズでは、歌姫は味方側から誕生するのが多いですが、「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」では敵側から歌姫が誕生するのも斬新でした。

マクロスの原点的な作風を見たい方にはオススメの作品です!




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